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糖質の基礎

今回は糖質について一緒に勉強していきましょう!

糖質はヒトにとって最も重要なエネルギー源です。

糖質を摂取しないとエネルギーの生産効率が低下し、ヒトの活動に影響が出ます。

しかし、糖質を摂り過ぎると糖尿病になったりします。

糖質はとても重要ですが、付き合い方を考えないといけない栄養素です。

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不調改善のための糖質の考え方

体に入ってきた糖質は様々な場所で使われていきます。

肝臓では肝グリコーゲンになり血糖値を維持、筋肉では筋グリコーゲンとなり筋収縮のエネルギーとなります。

タンパク質の代謝を高める土台となります。

糖新生能力と活動量に合わせて必須の栄養素です。

痩せたければ血糖をやや低めに維持させていく血糖維持能力が重要です。

糖質がないと体の正常な機能も働かないし、ダイエットも血糖能力を維持しながらやるのが効率がいいです。

炭水化物って何?

炭水化物は糖質+食物繊維で構成されています。

炭水化物を摂るメリットは以下になります。

①CHOから構成されるエネルギー

C(炭素)H(水素)O(酸素)から構成されます。

たんぱく質のように毒素を生み出すことがない、消化器にも優しいクリーンエネルギーです。

②直接的に身体のエネルギー源となる。

小腸から吸収された後、直接的に血糖となりエネルギー源になります。

肝臓には血糖維持の糖質貯蔵庫「肝グリコーゲン」が存在します。

肝グリコーゲンから溢れた分の糖質は中性脂肪へと変換され、長期保存のエネルギー源となります。

筋グリコーゲンとして貯蔵され、筋収縮のエネルギーとなります。

糖質を過剰に摂ると心と身体を傷つける

中性脂肪が増えると自然免疫の暴走を引き起こし慢性炎症に繋がります。

精製糖の過剰は血糖値の急変動(血糖値スパイク)、ミネラル排泄、ビタミン浪費、尿酸値上昇を引き起こします。

精製糖過剰が長期化すれば消化器の不調に繋がり、やはり付き合い方を考えないと体を壊す栄養素です。

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血糖値

だんだんと年齢が上がると友人、知人、もしくは自分の血糖値が高くなった。っと聞いた事あると思います。

血糖値は今の血液の中にある糖の量を測定したもので、血糖値の高さによってホルモンバランスや糖の行き先も変わってきます。

※血糖値の正常値・・・血液内のグルコース(ブドウ糖)の濃度で、一般的には80〜100mg/dlと言われてます。

血糖値についてはこちらの図を見てから下にいくと分かりやすいと思います。

血糖値が上がる場合

90〜100=正常の範囲でインスリンが分泌され肝臓や筋肉でグリコーゲンとして蓄えられる。

110〜150=インスリンの分泌量が増加し、脂肪合成に働き、中性脂肪として脂肪細胞に蓄えられます。

150〜(食事などにより急激に上がる)=これ以上の量はヒトの体では代謝できずに尿糖として排泄されます。

血糖値が下がる場合

90〜70=グルカゴン(血糖が下がった初期に出るホルモン)が分泌され、肝臓にある中性脂肪を分解し、グルーコースとして筋肉でエネルギー源とされます。

70〜40=アドレナリン、コルチゾールが分泌され糖新生能力を最大限使っている状態。

60⇨発汗、動悸、手足の震え、不安感、熱感、悪感

50⇨集中困難、脱力感、眠気、眩暈、疲労感、視界不明瞭

40⇨嗜眠(意識朦朧としている状態)

30⇨昏睡

このように血糖値が上がりすぎても、下がりすぎても身体にとって大きな問題となっていきます。

まとめ

糖質はバランスを取りながら摂取しないといけない栄養素

血糖値は上がり過ぎても問題はありますし、下がり過ぎても問題は生じます。

精製糖などを頻繁に摂取すると血糖値の急上昇や急下降を引き起こす血糖値スパイクにも陥りる可能性が高くなります。

まずは甘いもの、小麦系食品、白米などの量を減らしていき血糖値スパイクを起こさないようにしましょう。

血糖値スパイクについてはこちらの記事をお読みください。

機能性低血糖

次回も糖質について一緒に勉強していきましょう!

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