栄養療法を実践していく上で必須の料理であるボーンブロススープについて今回は一緒に勉強していきましょう!!
今回は精神科医である奥平 智之先生の
「栄養型うつを治す!! 奥平式スープ」を参考にさせていただきました。
目次
ボーンブロススープ
聞いた事がある人もいるけど、聞いた事がない人も多いとは思います。
ボーンブロスとは、その名の通り「骨のスープ」です。
しっかりと煮込むのホロホロのお肉も旨味たっぷりのスープもとてもヤミーです!!
ボーンブロススープのいいところ
①溶け出したアミノ酸が腸の炎症を改善。
②アミノ酸やその他の栄養を消化良い状態で摂れる。
③旨味たっぷり!アレンジ自在!
ボーンブロススープとは??
ボーンブロススープとは、「骨のスープ」という意味です。
肉や魚介を骨ごと使い、野菜やハーブと一緒に煮立てないように長時間じっくりと煮込んだスープです。
骨や肉、野菜からアミノ酸をはじめとする栄養がたっぷり溶け出し、消化吸収が良い状態となってスープに含まれています。
溶け出した栄養は、神経伝達物質やエネルギー酸性の材料となるほか、腸の炎症改善と予防、アレルギー症状の改善や免疫力UP、美肌にも作用。
日頃の体調管理にはもちろん、腸疾患、慢性疲労やうつにも効果があると言われています。
どうやって作るの?
「材料」作りやすい分量
鶏手羽元(国産地鶏がオススメ)・・・800g
※今回はチキンボーンブロスを参考にしています。
お好みや必要な栄養素に合わせて牛や豚に切り替えて全然OKです!!
タマネギ・・・1個
ニンジン・・・一本
ニンニク・・・2片
ショウガ・・・一片
酢・・・大さじ1
水・・・素材が浸る量(約2L)
すべての材料を鍋に入れ、蓋をして、ごく弱火で5〜6時間煮込むましょう。
※食べる時に、塩コショウで味付けして使うのが基本
※ニガリは食べる時に数滴加える。
※セロリや好みのスパイス(赤唐辛子やクロープ)を加えてもOK!!
素材が命!!
ボーンブロスは材料選びが大事!!
骨に含まれる栄養まで余す事なくいただくボーンブロス作りは、素材が命。
できるだけ飼料にこだわったものを選んでください!!鶏肉なら国産地鶏がオススメです!!
野菜も同様、無農薬、有機栽培のものを使いましょう。
ちょっと時間がかかりすぎる・・・って方には
5〜6時間煮込まないといけないので、実際かなり時間がかかり、難しいと言う方も多いと思います。
私は時間がある時は煮込みますが、ない時は圧力鍋で作ったりします。
それ以外でお勧めは、スロークッカーです。
便利なツールを使うと楽に作れると思います。
準備完了!!
ここまでできたら後の味付けや入れる具材は必要に応じて変えてもOKです!!
ショウガも子供がいると飲めないかもしれないので必要に応じて入れるか決めてください。
個人的にはトマトスープにするのは好きです。
後はパプリカを入れて洋風にしたりもしますし、塩コショウのみのシンプルな味わいもいいと思います。
さらに効果を高めたい方には抗菌ブロススープ
さて今までは基本的なボーンブロスについて解説してきました。
ここではカンジダやSIBOがある方向けに抗菌ブロススープをご紹介します。
個人的には体に不調がない方でも腸内環境を整える意味で、抗菌作用の強い抗菌ブロススープを時々飲む事をお勧めします!!
基本的な作り方は全く一緒です。
そこに・・・
・本葛10〜15g
・バジル多少
・MCTオイル大さじ1(沸騰している時には入れないでください!!)
・にがり1〜2滴
・アップルサイダービネガー15 cc
・水500〜1000ml
作り方と飲み方
まとめ
以上がボーンブロススープの調理法と食べ方になってきます。
道具さえ準備できれば調理方法はシンプルです。
必要に応じて色んな形で飲む事ができる栄養療法には万能のスープとなります。
お勧めする方は腸疾患や不調がある方、慢性的に疲労感を感じている方々です。
しかし、特に健康に問題のない方でも飲むと健康維持にとても役立つ料理ではないかと思っています。
皆様の不調が改善するきっかけになれば幸いです。